今回は、もしかしたら男性にはあまり関係のない話かもしれませんが、友人やパートナーが困っていたときに教えてあげて欲しい内容です。そして、これから赤ちゃんが産まれる予定の方や紙オムツを使って子育て中の方にもぜひ読んで欲しいです。
経皮毒という言葉すら4年前くらいに知ったので、自分に使っていた物、子どものオムツももちろんドラッグストアなどで購入した物で、それが普通だと思っていました。布オムツを選ぶ人がいることは知っていましたが、「オムツ外れが早いから使っている」くらいにしか考えておらず、私自身の選択肢にはありませんでした。

子育てが終わり、ではなぜ今になって生理用ナプキンや紙オムツのことをお伝えしようと思ったのか。それは、自分の体験を通して「こんなに楽に体調が良くなるんだ!」と実感したのでお伝えした方が良いと思い書いています。

月の半分、体調が優れない女性たちのリアル

男性には分かりにくいかもしれませんが、重い方になると生理中は激しい痛みを感じ動けず寝込む方もいます。他症状として腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労、脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、憂鬱などです。これがPMSと呼ばれる月経前症候群として出る方もいるので、月の半分くらいは体調がすぐれない方がいるようです。私はどちらかというと症状は軽い方だと思います。

ある時ふと見かけた情報に驚いたのですが、元々、女性の身体は日中は経血をトイレの際に一緒に出して、あとはそんなに出なく調整ができていた。頻繁にナプキンを変えなきゃいけないほど経血は出なかった。夜も副交感神経が優位になるため寝ている間は経血はそんなに出なかった。など「あれ?」と思うような事が書かれていて、症状が重い方でも「布ナプキン」に替えることで体調が改善される。ということを目にしました。

私は症状は重い方ではないけど、うまくいけばナプキンを買わなくて良くなる、日中の不快感(取り替える手間や、蒸れ、臭い)から解放されるなど不安よりもメリットしかなかったので挑戦してみました。

結果は大正解でした。布ナプキンへ替えたことで、體はとても楽になりました。ただ、私の仕事柄、仮設トイレしかない現場にも行くので、その際は何かとストレスを感じたので、現場の時は使い捨てにしたというのが私の結論です。

布ナプキンにしてメリットは十分感じましたし體は楽になりますが、布オムツと同様、洗う手間があります。相手もタンパク質汚れですので水だけでは落ちませんし、現場で取り替えた物を何かに入れ持ち帰るとはいえ血液が酸化し落ちにくくなったのも私にはストレスを感じたので現場に出る時は使わないと決めました。

この体験を通して初めて知ったのが、使い捨てナプキンは石油由来のプロピレンを基に作られた「高吸水性ポリマー」で作られています。これは熱冷まシートと同じ素材で、ポリ マーは身体を冷やす作用があります。という事は、それで経血を吸水した場合、身体や子宮を冷やしてしまいます。紙オムツも同じ素材で出来ています。

経皮毒の吸収率、デリケートゾーンは42倍

経皮毒の1話目でも紹介しましたが、皮膚からの吸収率は部位によって異なります。腕内側の皮膚での吸収を数値1とし たら性器は42倍になります。食生活も生理痛などにはつながりますが、この使い捨てナプキンも多少なりとも要因になり得ます。使い捨てナプキンが良くないわけではなく、この高吸水性ポ リマーを使用した物の話しです。この素材が使われていないナチュラムーンなどの物に切り替えても随分と體は楽になります。もし氣になる方は挑戦してみてください。