水周りってなんでこんなに汚れるんですかね~。洗面、浴室、シンクの中、水垢が付くのは仕方のない事で、対策の基本は水気を残さず、しっかりと拭き取ることです。

水垢がつきやすい場所とは?

水垢がつきやすい材質は「表面がガラス質な物」です。表面がガラス質の物が使用されている場所は以下が挙げられます。
・ホーロー:浴室の壁、キッチンシンクの下など
・鏡
・ガラス:窓ガラスや浴室扉
・ツルッとしたタイル:浴室の壁など
・衛生陶器類:洗面、トイレ便器、トイレタンク手洗い部
Twitterで「水に限りなく近い個体」という表現を見かけました。表面がツルツルしているから拭きとりやすい。ですが水気を残すと水に限りなく近い個体なのでくっつきやすい。だから水垢がつきやすいのです。

最近では衛生陶器類が樹脂(プラスチック)でできている物も増えてきました。掃除を始める前に、自宅の素材が陶器でできているのか、樹脂でできているのか確認し、適切な方法でお手入れしましょう。

界面活性剤の罠!正しい使用法

浴槽の水垢

浴室や洗面につく汚れはおおまかに、石けんカス、皮脂、カビ、水垢この4つではないかと思います。 石けんカス、皮脂は手や顔を洗う際や歯を磨く際に残留しやすいのでよく洗い流しましょう。また、石けんカスは石けんのみではなくハンドソープや洗顔料、浴室でいえばシャンプー、ボディソープに含まれている界面活性剤が汚れる原因でもあります。かと言って、石けん成分が主成分のしゃぼん玉石けんなどをお使いの方は水の中のミネラル分と結合して金属石けんという成分に変わり、水周りを白くさせてしまう原因にもなりますのでよく流す事が必要です。

汚れを落とす際、界面活性剤を使用すれば簡単に落ちますが、お掃除後よく洗い流さないと残留した界面活性剤に汚れが付着しやすくなるため注意が必要です。ちなみに我が家では石けんもハンドソープも歯磨き粉も洗顔、シャンプー、ボディソープも使用しません。理由は水周りが汚れるからではありません。また別途お伝えしますが、これらの物を使用しないので汚れにくいです。

以上お伝えしてきましたが、水垢を防止するには界面活性剤や皮脂を残留させないようよく洗い流すことがポイントです。
私はsmartさんのマルチパッドを愛用しており、使いやすくオススメです。繊維にゴムが練り込まれていて汚れを絡め取ってくれます。 研磨剤不使用なので陶器にも樹脂にも使えます。ガビガビの水垢は厳しいですが。

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もう一点、洗面をお手入れする際のアドバイスですが、樹脂でできた洗面は研磨剤が入った物を使うと傷だらけになるので、コゲとりスポンジやメラミンは使わない方が良いと思います。陶器の洗面はある程度研磨剤が入っていても大丈夫ですが、素材表面に傷が入ると(目視できない傷も) その傷に汚れが引っかかりやすくなるので注意が必要です。両素材とも汚れをためない事、傷が入らないようなお手入れの仕方がポイントかなぁと思います。

この記事の続きはまた次回お伝えします。お楽しみに。