安い、早いエアコンクリーニングはなぜそんなに安くて早いのか、エアコンクリーニングの質について前回お伝えしました。
自分に合ったクリーニング方法の選び方
クリーニングの良し悪しではないですが、クリーニングにも松竹梅があるという事をお伝えしたいのです。松が良くて、梅が悪いという事よりもきちんとどういうクリーニング方法があって、どういう薬剤を使用しているのか。それをもとにご自身の中での松竹梅を決めてほしい。みなさんの価値観はそれぞれ違うので、それぞれの松竹梅があると思います。その基準もその年によって変わるかもしれませんし、基準が変動しても良いと思うのです。
分解方法の違いによる効果とは?
clean workerでは私自身の中で基準があり、当店ではファン抜き、完全分解洗浄を選択しています。通常の分解とファン抜き分解や完全分解でのクリーニングはどう違うのでしょうか?
分解の量に違いがあります。分解量は、完全分解 > ファン抜き分解 > 通常分解 という形になります。汚れの残りにくさは分解量に反比例します。例えば、食洗機の中に食器を上手に重ならないように入れても、食器の量が多くぎゅうぎゅうに詰めると洗い残しが起こります。水が当たる角度や水の量がとても大切になってくるのですが、食器の量が減るとどうでしょうか?食洗機内に食器が数枚だと、そういった心配もなくなります。エアコンも同様で、部品を外せば、十分な量の水が色々な方向から当てられるということにつながります。それを踏まえてお選びいただきたいのです。
これは業者間の話しになりますが、完全分解洗浄がベストだと思う方もいれば、通常分解洗浄がベストだと思う方もいます。どちらも自分の洗浄方法が正しいと思っている。どちらの洗浄方法が善でどちらが悪かなんてないのです。お客様が求めていない事を押し付けるのは良くありません。ざっくりで良いので洗浄方法と違いを理解し、お客様ご自身が選択した方法がベストだと思っています。
何に対してもですが、氣にかけてあげる事がとても大切なのではないかなぁと思っています。氣=エネルギーです。氣にかけてあげる事で元気になります。手作りのお醤油やお味噌は氣にかけてあげる事で美味しくなります。昨年こしらえたお味噌は、氣にかけてあげなかった事でカビてしまいました。
少し脱線してしまいましたが、何も手入れせず使い続けるのではなく、例えば年1回完全分解を頼みたいなら毎月積み立てても良し、毎年通常分解でクリーニングしてもらい、3年目は完全分解を頼むなど、自分のリズムを崩さずにお部屋や空間の美を保つことだと思っています。完全分解クリーニングの業者さんは細かい部品も外すので、不具合が出ている部品をその際に交換してもらうなど対応できる方もいますので、利用されてみてください。